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介護の豆知識 ~入浴介助のポイント~

介護スキルアップ働き方未経験
ポイント 三大介助 予防 介助 介護 入浴
2015.12.25

入浴介助のポイント

今回は、介護の豆知識第2弾、【入浴介助のポイント】について記述していきます。

”入浴介助”とはただ単に入浴のお手伝いをするだけではありません。
実は3大介助の一つに数えられるほど重要な物なのです。

まずは介護における入浴介助の必要性について触れていきたいと思います。

入浴介助がなぜ大切なのか?

私たちにとってもそうですが、高齢者の方々の体を清潔に保つにあたって、入浴は必要不可欠な要素です。
特に入浴介助では、浴槽に入って体を温めることで心身ともに健やかに過ごす事は勿論、介助者にとっても利用者様の人となりを知り、より良いコミュニケーションを取るきっかけとしても利用できます。

中でも一番重要な事は高齢者の方の健康状態を知る事の出来る、状態観察の場としても役立つということです。

普段は見えない衣服の下や頭皮の状態はどうか、赤み・発疹・剥離・かさぶたなどは無いか… 他にも、疲れている、なんだか元気がないなど気になる点があればこまめにチェックすることができます。

入浴直前のチェック項目

☆バイタルチェック

まずはバイタルチェックを行いましょう。

体温は勿論、血圧が高いと入浴はできません。
血圧は 140/80 が正常値とされていますが、個人によって数値の平均には差があります。

利用者様の体温と、一番安定している状態のおおよその数値は、必ず頭に入れておくようにしましょう。

☆状態観察

利用者様を観察して、いつもと違う点が無いか確認します。

疲れている、元気がない、食事の摂取量が少ない、イライラしていたりベッドから離れたがらない等、気分不良が見られる場合には、入浴の順番をずらして経過観察が必要となる場合もあります。

また、会話のつじつまが合わない、ろれつが回っていない、視線が定まらないといった異常がある場合は看護士に報告し、支持を待つようにしましょう。
顔色・表情・部屋の状態も含め、以後の記録に残し異変を取りこぼさない事も重要です。

入浴介助の手順

☆脱衣所・浴室の準備

まずは浴室をしっかり温めましょう!

脱衣所は、介助者が少し蒸し暑いと感じるくらいがちょうど良い温度です。
浴室と脱衣所の温度差が激しいと、高齢の方にとって大きな負担となってしまいます。

浴槽については、お湯をためる量・温度が利用者様によって異なるので、しっかり確認してから準備に取り掛かりましょう。

☆髪・お体を洗う

介護者が手でシャワーの温度を確認し適温と感じたら「熱くないですか?」と確認しながら利用者様の足先から、すね・膝と徐々に体の上部に向けてシャワーをかけていきましょう。

次に髪を洗い、お体を洗っていきます。 この時洗面器にお湯を張り利用者様の両足を浸けると、足先からの体の冷えを予防して血流の循環を良くする事が出来ます。

注意点としては、頭皮やお体に異常(赤みや発疹、剥離、かさぶたなど)がないかしっかりと確認し、皮膚に異常がみられる部位は石鹸は使わず、シャワーで流す程度にしましょう。

拘縮した手は急に開かず、指一本一本をゆっくりと丁寧に洗いましょう。
常に確認しながら行うことで、床ずれや皮膚疾患などのスキントラブルにいち早く気付く事が出来、予防にもつながります。

☆浴槽につかる

足腰に自信のない利用者様は浴槽に入る瞬間を一番怖がります。

浴槽に入る際や退浴の際は、支えることは勿論ですが、声掛けをして安心して頂きましょう。

退浴の際には血圧の変動でめまいを起こす方も多いので、しっかり立っていることを確認してから上がるのを手伝います。

浴室から出る際は、体が濡れたまま脱衣所に出ないように注意してください。

☆水分補給

最後に少しずつ水分を取っていただきます。
この時、気分不良などが無いか、よく確認しましょう。

まとめ

入浴は血圧の変動・筋肉の収縮などの身体状況の変化が顕著にみられます。
必ず終始観察をするようにしましょう。

また、施設によって、設備や手順に多少の違いがあるので、しっかりと流れや注意事項を確認してから入浴介助に臨みましょう。

 

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