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介護の豆知識 ~オムツ・排泄介助のポイント~

介護スキルアップ働き方未経験
ポイント 三大介助 介助 介護 排泄
2015.12.22

気を付けたい、オムツ・排泄介助のポイント

皆様はオムツ交換や排泄介助の際、どのようにしていますか?

介護の経験が豊富な方の中にも苦手な方はいると思います。
必要なことだと頭では理解していても、『汚い、面倒、嫌だ、臭い』などの感情は、たとえ肉親でも抱いてしまうものです。

しかし、『仕方ない、嫌なものは嫌』と開き直って、ご本人の前でその感情を表に出しては絶対にいけません。

今回はそんな三大介助の一つである、”オムツ・排泄介助”のポイントについて紹介していきます。

排泄介助の心構え

setumei2皆様はオムツ交換や排泄介助を行う際、相手の側に立って考えたことはあるでしょうか?

誰でも『排泄だけは最初から最後まで自分一人でしたい』と思うものです。
しかし、どうしても排泄する際他人の手を借りなければならなくなったとき、多くの高齢者や要介護者は自尊心が傷つき、不安や無力感、絶望感を抱きます。
それだけ私たちが何気なくしている、”自分一人でトイレに行き用を足す”という行為は重要な事です。

介護者が『汚い、面倒、嫌』という感情を表に出すと、介護される側は途端に”遠慮する”ようになります。
そうなると、意識的、あるいは無意識のうちに飲食を控えるようになり、便秘や脱水症状を引き起こしたり、寝つきが悪くなるなど、深刻な状態を招く恐れもあるので、敏感になっている高齢者や要介護者の方の気持ちを察してあげることが何よりも重要です。

なるべく『介護してくれる人に申し訳ない』という気持ちを抱かせないようさりげなく振舞いましょう。

大人用おむつ交換のポイント

大人を相手にオムツを交換することは、乳幼児を相手にするより何倍もハードルの高いものです。
しかし、オムツを好感される側は、交換する側よりも何倍も戸惑いや羞恥心を感じていることを忘れないでください。

照れて笑ったり、嫌な顔をすると相手は傷ついてしまいます。
本人の前ではそういった感情はこらえて、気持ちよくオムツ交換をしましょう。

☆オムツ交換・パッド交換は急がば回れ!

オムツ交換は面倒で手間がかかる作業です。
しかし、適当にやっつけ仕事をすると、尿漏れの原因となってしまうので、一回一回注意しながら行いましょう。

※男性と女性では、パッドの向きと位置に相違があります。
正しくパッドの向きや位置を調整することで、尿漏れを防ぐ事が出来ます。

☆尿取りパッドと大人用オムツの交換手順

1.ズボンを下ろす。

2.寝返りを打ってもらう。

3.オムツを開き、パッドを取り出し捨てる。

4.尿や便、汗汚れをキレイにふき取る。

5.新しいパッドを敷く。

6.パッドを陰部にあてて、オムツを閉じる。

オムツに関する豆知識

hatena『尿とりパッドを2枚重ねて使用すれば、その分長時間交換しなくても済むんじゃないの?』と思った方もいるかもしれませんがそうではありません。

尿とりパッドの裏面は防水シートになっているので、その下のパッドに尿は通らず、重ねても両方の吸水性は足されません。

しかし、大小2つのパッドを組み合わせて使うことで、小さなパッドが吸いきれずに溢れてしまった尿や便を、大きなパッドが吸ってくれるので、夜中や外出の際大変便利です。

排泄介助の心構え

前述した通り、排泄介助に関しては最新の注意が必要です。
利用者様が、出来る限り遠慮や気兼ねなどせずに、気持ちよく排泄介助を受けられるような雰囲気づくりをしていきましょう。

☆プライバシーを考慮する

排泄時には仕切りを立てたり、その場をいったん離れる、尿器・便器は布団を掛けるなどして、プライバシーに配慮しましょう。

☆失敗しても叱らない

トイレを知らせずに下着やズボンを汚したり、一人でトイレに行って便器を汚しても決して叱らないでください。

☆臭いを口にしない

トイレの臭いは誰でも気にしているもの、後処理を他人にしてもらうのであれば尚更です。
介護者にすまないと強く思うのもそのためです。
絶対に「クサい」と口にしてはいけません。

☆黙って介助をしない

黙って介助をしていると気まずくなりがちです。
介護される側からすると、人によっては『嫌々してくれているのかな』 『商業的で優しくない』と思ってしまい気持ちよく排泄できず、出るものも出なくなってしまいます。
介護者の方は会話でその場を和ませるなどして、リラックスして排泄が出来るような雰囲気づくりを心掛けましょう。

☆不安感を取り除く

介助による排泄には不安がつきものです。
「次はお尻を拭きますね」「右を向いてください」「痛くないですか?」 など、声掛けをしながら行いましょう

☆迅速に始末する

排泄はゆっくりしてもらっても、便やオムツの処理は迅速に行い、恥ずかしい気持ちを長続きさせないよう心がけましょう。

排泄介助の豆知識

排泄介助は、技術的なことも勿論必要ですが、日々の排泄状況を確認するという認識が重要です。
きちんと排泄の時間帯や、排泄できているかを確認する事は、イコール、体調の把握につながります。
そうすることで定期的にその方の排泄リズムに合わせて誘導していけるというメリットもあります。

また、認知症の方だと、排便したかどうか忘れている可能性もあるので、明らかに出ていないなという時はお腹の張りの確認し、出やすいようにさすってあげたり、時には下剤の服用を勧める必要があるケースもあります。

利用者様によって排泄リズムをきちんと把握し、出やすい時間帯やその日の排泄回数などをこまめにチェックしておくと日々の介助をスムーズに勧めていく事が出来ますよ。

まとめ

今回一番言いたかった事は、『自分自身が排泄介助される立場になって、要介護者の排泄について真剣に考えて実行しよう』ということです。

そうすることで、介助されるご本人にとっても、介護者にとっても必ずプラスに働くので、根気強く温かく対応してください。

 

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